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セーフティー教室「意見交換会」報告

セーフティー教室「意見交換会」報告

学校支援本部六小プロジェクトX

 

開催日時:6月15日(土)11:05~11:45家庭科室

 参加者:東村山警察署スクールサポーターの方

生活指導主任 野田先生、他先生方

保護者・PTA10名 CS委員10名

 

 セーフティー教室として、1年生から3年生までには東村山警察署スクールサポーターの先生から「不審者対応学習」、4年生から6年生には、生活指導主任野田先生による「情報モラル教室」が開催されました。その後、保護者、地域の皆さま、警察署の方とともに、子ども達の安全安心に関しての「意見交換会」が行われ、貴重な意見、ご感想をいただきました。日頃の保護者、地域の方々の関わり方や、安全に関する話題を家庭でする必要性、様々な活動や訓練、登下校時の見守りなどが地域の犯罪をなくし、また話題にすることで子ども達から危険を避けることにつながるなど、改めて大切なことに気づきました。セーフティー教室の内容の一部と、ご参加いただいた皆さまの意見、気づきをご紹介させていただきます。皆さまの、安全安心の取組みのご参考にしていただければと思います。

 

《不審者対応学習》

 ・見た目ではわからないが、違和感があれば、まずは距離を取ること。

 ・子どもが違和感を感じた時には、まず近づかない、意思表示をする(声を出す)、逃げる。

 ・逃げる先はどこかなどを確認しておく。親に報告する。

 ・不審者がいると思われた場合はすぐに110番を。その後学校へ報告。

 ・警察によりすぐに不審者かどうか確認できることで、安心することができる。

 

《情報モラル教室》

 ・スマホ・タブレットなどの上手な使い方と危険について学習。

 ・文字上のコミュニケーションでは感情が伝わっているかどうかわからない。

 ・個人情報についての危険の考え方。SNSの記録性、特定性のリスク。将来への影響の危険性。

 ・使いすぎを防ぐには。

 ・誘いに乗らない。大人に相談する。自分で解決しようとしないこと。

 

《感想》

・今は挨拶をすること自体も不審者扱いとなってしまうこともあるので、本当に大変。しかし、挨拶や注意は地域の人も見守っていてくれているんだと言うことを伝えてほしい。(地域)

・地域の人が不審者に見られない工夫があるか考えたい。子どもに安心してもらえる距離をとった挨拶などからか。(地域)

・初めての挨拶は子どもも警戒をするだろうが、2度目などがあることで安心するか。(地域)

・公園で子どもが追いかけられた事案が過去にあったが、交番にかけこむことが出来た。子ども自身の反省点としては、夕焼けチャイムがなったあとも遊んでいたことがあげられるが、どのように対応するのかということを改めて確認しておきたい。電話のかけ方や交番の場所など。(地域)

・子どもも高学年になり、行動範囲も広がっている。どこにいるかは掴みづらいが、実践方法が分かってよかった。逃げる、声を出す、など改めて確認していきたい。本人が取れる選択肢を増やしてあげたい。(保護者)

・地域の人について、噂などではなく挨拶などでお互いをわかるようにしていきたい。(地域)

・小学校に入って、子どもも一人で歩くようになって、改めて地域の方に知ってもらうことも大事だと思った。(保護者)

・「近くの他人になろう」というスローガンで地域活動を行っている。顔見知りになるということが改めて大事かと思う。また、犬の散歩中は不審者に思われない効果も大きいか。(地域)

・子どもに相談してもらえる大人でありたいと思った。家庭で話題にできることが大事だと思う。(地域)

・大人のものを子どもが利用する時代。改めて考えていきたい。(地域)

・自分で考えて行動し始めた子どもに対しては、やはり普段のコミュニケーションの中で話題にしていきたい。交番もどこにあるか知らないだろう。(保護者)

・近くに誰がいるか、ということも改めてお互いに認識することも大切か。(保護者)

・知っている人が実は不審者、ということもニュースなどではあるので、子どもに話してもらえる、相談してもらえるということがはやり大事だと感じた。(保護者)

・近所に「子ども110番」の札があるお宅があるが、どんなお宅か。→健全育成でかつて希望者に配布されたもので、六小地域OBであり、その意識をもって札を付けてくれている家庭なので信頼してもらっていいと考える。

・子どもが帰り道に変な人がいた、と伝えてくれたことがあった。子どもには話してくれてありがとうと伝え、違和感が大事だよと伝えた。実際、こういったことも警察に連絡していいと聞いて安心した。(保護者)