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道徳授業地区公開講座レポート

子供の心の豊かさと活力を育てよう

―家庭、地域と学校で進める心の教育―

道徳授業地区公開講座  東京学芸大学 永田繫雄先生講演会

令和3年10月16日(土)

 

10月14日から16日は「清瀬教育の日」で、この期間における授業公開は、わたしたち保護者が学校での子どもの様子を見られる、とても貴重な機会となりました。

 

また、今年の道徳授業地区公開講座は、学校教育における道徳授業について、著名な東京学芸大学の永田繁雄先生にお越しいただき、直接お話をお聞きすることができる機会となました。

総勢30名ほどの保護者、地域の方々にご参加いただきました。清瀬市教育長もお越しいただき、この地域での子供の心の成長、安全にご関心のある方が多いのに驚かれておりました。

 

まだまだ油断はできませんが、学校に人が集まり、学び、交流し合える時間を持てるのは、とてもありがたいことだなと感じます。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

六小学校支援本部は学校を通した地域の皆様とのつながりや交流の中で、子どもを見守り、育てる地域の力を育み、その拠点として学校を支援し、子どもたちの学びと安全を支援する取り組みをしていきます。子どもを見守る大人が学び、体験し、知識を得るということを通して、この六小地域の大人としてつながり、共有し、少しでも子どもたちの安全で安心で、楽しい地域社会への一歩となればと思います。

 

以下ご感想の一部を紹介いたします。

 

「分かりやすくて、面白くて、一時間があっという間でした。」「子供との関り方などを考えるきっかけとなりました。」「地域ぐるみで子どもたちの心を育てていくことができたらいいな、と思いました。」「優しい想像力、というのが印象的でした。そんな関りや考え方ができるといいなと思いました。」

 

 

などなど、先生のお話の中で、親として子供の心の豊かさを考えるきっかけになったというご感想が多く寄せられました。

 

講演の中で、道徳授業というのは日々の生活の中での出来事を追体験して、そして、繰り返し考えていくのが道徳授業とおっしゃっていました。そして、その中で、相手を思いやる力、自分の生き方を大切にするということを育み、その先に何をしていくのか、と、未来へ生きる子どもたちのためにどんな関わりが必要かと語りかけてくださいました。子どもたちへの希望と今私たちができることをしていこう、と思えるあたたかくて元気の出る講演会でした。

 

そして最後に、「子供も大人も一緒に迷える。」とおっしゃっていたのが印象的で、家庭・地域、学校がパートナーとなって子供の豊かな心を育てていく、協働活動ができたらいいな、と感じました。

 

子どもが自ら伸びる力を信じて、子どもに接しよう。

がんばれよりも、一緒に。

 

これらの先生の言葉を忘れずに、一人の大人として子供の前にありたいと思いました。